数年前から全国に拡大しているレジ袋削減とレジ袋有料化へのエコ活動。
gooニュースの今日の特集でドキッとする記事があった。
「レジ袋は、もともと石油の成分のうち使い道がなく焼却されていた成分(エチレンなどのオレフィン成分等)からできている。いわば石油の“廃品”を有効利用しているもので、環境には特によい」と主張。レジ袋削減や代わりに使うマイバッグについても「石油の中で貴重な成分(BTX成分)でできていて、使う石油の量はレジ袋の比ではない。また、これまで家庭で生ゴミを捨てる際などにレジ袋を活用してきたが、レジ袋を追放すれば代わりに専用ゴミ袋を新たに買わねばならず、結果的に石油の消費量はほとんど変わらない」中部大総合工学研究所の武田邦彦教授(資源材料工学)は、著書「偽善エコロジー 『環境生活』が地球を破壊する」(幻冬舎新書)で、今までの常識となっていたエコ活動について指摘しているそうな。
確かにエコという切り口を商売にして、イベントなどや雑誌の付録なんかでもエコバックが配られたりして、ひとりでいくつもエコバックもってたり、当店でも販売していて様々な商品が日々作られている。以前にもまして、そのエコ活動であるべき切り口によってたかって石油を消費し二酸化炭素を放出しているような。
ゴミ箱も当店に展示してあるものだけでもこんなにある。それぞれがものすごい数作られたわけだから、それに使われた石油と排出された二酸化炭素を考えると気が重くなる。それらの輸送にも別途かかるわけだから。
経済活動とエコは相反する。GLASS ONIONでは、せめてデザイン性に優れ、長く使ってもらえるものの販売に努めているが。モノが到着して、開封すればゴミはすぐに出る。せめて、できることからと始めてみる小さなエコは果たして本当に効果があるのだろうか?こんな記事を見るとテンションが下がる。
武田教授は「レジ袋を減らしても新たに物を買えば結局ゴミは減らない。国民は石油やCO2の削減になると思って取り組んでいるのだから、精神論ではなく数値で効果を示すべきだ」と話す。
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