
最近とても悲しく感じること。ジェネリック品として中国などで生産され販売されている模倣品が平気で売られていることなのです。これらの商品はいわゆる「ジェネリック」プロダクツです。デザインされてから15年以上経過するとデザイン意匠権は失効する点、さらに椅子は工業製品というカテゴリーに入る為、著作権の範囲外であるという点が彼らの主張です。しかし、そこにデザイナーの意思も承諾もありません。勝手に真似して作って売っているだけです。あなたが買ったかもしれないその椅子はイームズのデザインした名作ではなくデザインを真似して勝手に作られた安物なのかもしれません。

一般の方がそれとわからず、いえ知っていて購入されたとしても個人で楽しむだけならいいでしょう。しかし、最近では公的な場所、例えば学校、レストラン、美容室、結婚式場、カフェなどにも平然とジェネリック品が使用されていて、それをおしゃれな洗練された空間としてPRしているのです。
もしも、おしゃれな空間をそれらの模倣品で演出しているとしたら、その空間自体が偽装であり、お客様を欺いていることにならないでしょうか?見る人が見れば判ってしまうことですから、その施設自体が裸の王様的に見られていることにならないでしょうか?安ければ何でもいいというデザインに対する尊敬の念の欠如か、本物とジェネリック品の区別も知らない無知を露呈していることにはならないでしょうか?それとも、模倣品が演出する空間のおしゃれさを売りにしていることを恥ずかしいと思うのは僕だけが感じている特別な思い込みなのでしょうか?
もちろん、当店ではデザイナーの意思が今に生きる本物しか販売しておりません。


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グ村長
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